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2017年に流行ったもの総まとめ!映えと熱狂の真相をいま振り返る

2026年10月16日 読了目安: 3 分 polymax
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2017年に流行ったもの総まとめ!映えと熱狂の真相をいま振り返る
2017年に流行ったもの総まとめ!映えと熱狂の真相をいま振り返る
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🎵 2017年に流行ったもの総まとめ!映えと熱狂の真相をいま振り返る

スマートフォンのカメラ機能が劇的な進化を遂げ、個人の日常がリアルタイムに世界へ発信されるようになった2017年。写真共有SNSの枠を超えて消費行動そのものを塗り替えた「インスタ映え」の熱狂や、大人が無心で指先を回し続けた「ハンドスピナー」の謎めいたブームなど、人々の関心と購買意欲を惹きつける起爆剤が次々と誕生した一年でした。

あれから時が流れた現在、2017年に産声をあげたカルチャーやヒット商品の数々は、一過性の流行で終わったものもあれば、私たちの生活様式に完全に溶け込んだものまで様々です。日本中を熱狂させたあのブームの真相と誕生の経緯、そして社会現象にまで発展したムーブメントのその後を徹底検証します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:2017年は「インスタ映え」と「忖度」が流行語年間大賞をダブル受賞し、視覚的なインパクトと政治・世相を映す言葉が消費や会話の主役に君臨した。
  • 要点2:Nintendo Switchの登場やハンドスピナーの爆発的拡散、チーズタッカルビの躍進など、SNS拡散を伴う「体験型消費」が市場を牽引した。
  • 要点3:当時の熱狂から年数を経た現在、デジタル文化やライフスタイルを激変させた“原点”として、2017年のムーブメントは今なお色濃い影響を残している。

【社会現象の真相】インスタ映え・ハンドスピナー・チーズタッカルビはなぜ爆発したのか?

2017 年 流行っ た ものの関連写真・ビジュアル
【画像】2017 年 流行っ た もの 関連ショット

2017年を象徴する最大のキーワードといえば、間違いなく「インスタ映え」です。当時、国内の月間アクティブユーザー数が2000万人を突破したInstagramを中心に、ビジュアルの美しさや奇抜さを競うカルチャーが一気に開花しました。従来の「味が良い」「機能が優れている」といった品質本位の価値観に加え、「スマートフォンの画面越しにどう映るか」「フォロワーからどれだけ『いいね!』を集められるか」が購買動機の最前線に躍り出たのです。カラフルな壁画の前での撮影や、あえて断面を見せる「萌え断」サンドイッチなど、画角を意識した店舗演出が全国で急増しました。

この「視覚的な共有欲求」の波に乗り、外食産業の頂点に立ったのがチーズタッカルビでした。甘辛く味付けした鶏肉と野菜を、熱々の鉄板上で溶かした濃厚なチーズに絡めて食べる韓国料理ですが、ブームの震源地となったのは東京・新大久保です。鉄板の中央で黄金色のチーズがどこまでも伸びる瞬間は、まさにスマートフォンで撮影する15秒の動画にうってつけでした。「美味しいものを食べる」こと以上に、「美味しそうにチーズを伸ばしている自分の体験」をタイムラインに共有する行為そのものがエンターテインメント化した結果、若年層を中心に瞬く間に全国の飲食店や家庭の食卓へと波及していったのです。

一方で、デジタル全盛の時代に逆行するかのようにアナログな手触りで社会現象を巻き起こしたのがハンドスピナー(Fidget Spinner)でした。ボールベアリングを内蔵し、指先で弾くだけで数分間にわたり回転し続けるだけのシンプルな玩具が、なぜ大人から子どもまでを虜にしたのでしょうか。発端はアメリカのYouTubeで、驚異的な回転時間や華麗なトリックを競う動画が数十万回再生されたことでした。日本へ上陸すると、数百円から手に入る手軽さと、「触っているだけで手持ち無沙汰が解消され、集中力が増す」という中毒性が話題を呼び、玩具店や雑貨店では入荷即完売の事態が相次ぎました。現在では当時の異常な狂熱こそ落ち着いたものの、EDC(日常持ち歩くアイテム)やストレス解消用のフィジェットトイとして定番ジャンルを確立しています。

【2017年流行語大賞一覧】「インスタ映え」と「忖度」がダブル受賞した激動の背景

2017 年 流行っ た ものの様子・注目ショット
【写真】2017 年 流行っ た もの 近影・注目カット

『ユーキャン新語・流行語大賞』において、2017年は非常に示唆に富む結果となりました。ビジュアル文化の爛熟を象徴する「インスタ映え」と、永田町を揺るがした政治問題を背景に持つ「忖度(そんたく)」が年間大賞をダブル受賞したのです。表と裏、光と影とも言えるこの2つの言葉が並んだ光景は、当時の世相を克明に物語っています。

「忖度」がこれほどまでに日常会話へ浸透した背景には、森友学園・加計学園問題を巡る一連の国会追及と、関係者の記者会見がありました。「相手の心情や意向を推し量る」という本来の意味から転じ、「権力者の意向を先回りして配慮し、便宜を図る」という官僚機構の行動様式を皮肉るニュアンスを帯びてメディアを賑わせました。テレビのワイドショーが連日この言葉を報じたことでネット上では大喜利化し、「忖度まんじゅう」なるパロディ商品が爆発的に売れるなど、ブラックユーモアを交えた消費文化へと昇華されたのも特徴的です。

トップテンにはそのほかにも、芸人・ブルゾンちえみさんの決め台詞である「35億」、睡眠不足の蓄積が心身を蝕む危険性を説いた「睡眠負債」、不祥事や失言が相次いだ若手代議士を指す「魔の2回生」、さらには官民が肝いりで導入した「プレミアムフライデー」などが選出されました。個人のウェルビーイングへの関心の高まりと、政治や制度に対するシニカルな視線が同居していたことが、受賞語の一覧から鮮明に浮かび上がってきます。

【ヒット商品番付まとめ】ニンテンドースイッチの衝撃と当時のネットの反応

2017 年 流行っ た ものの報道・詳細資料
【資料】2017 年 流行っ た もの 報道・メディア記録

日経MJが発表した「2017年ヒット商品番付」では、東の横綱に「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」、西の横綱に「明治 ザ・チョコレート」が鎮座しました。どちらも従来の常識を鮮やかに覆し、市場にパラダイムシフトを起こした名機・名作です。

2017年3月3日に発売されたNintendo Switchは、据え置き機としても携帯機としてもシームレスに遊べる革新的なコンセプトを掲げて登場しました。しかし、発売直前のネット上の反応は決して歓迎一色ではありませんでした。「据え置きと携帯のどっちつかずになるのではないか」「サードパーティのソフトが集まらないのでは」といった冷ややかな懐疑論がSNSや掲示板に溢れていたのも事実です。ところが、ローンチタイトルである『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が世界中の批評家やプレイヤーから「オープンワールドの歴史を変えた最高傑作」と絶賛されると、評価は180度激変しました。

発売と同時に世界規模の品薄状態に陥り、家電量販店には早朝から数千人規模の抽選列が形成され、フリマアプリでの高額転売が深刻な社会問題として連日ニュースを賑わせました。いつでもどこでも誰とでも遊べる利便性と、完成度の高いソフトウェアの融合は、現在に続く任天堂の圧倒的なハードウェア覇権の決定打となったのです。

一方、西の横綱となった「明治 ザ・チョコレート」は、板チョコレートといえば銀紙と紙箱という既成概念を打ち破り、クラフト感あふれる縦型パッケージとカカオの香味を味わうブロック形状を採用しました。このスタイリッシュな外箱が「インスタ映え」の波に乗り、パッケージをお洒落にしおりやアクセサリーへリメイクして写真をSNSに投稿するブームが勃発。コンビニの棚で買えるお菓子が、個人の自己表現のツールへと進化した記念碑的ヒットとなりました。

【音楽・カルチャーの転換点】2017年ヒット曲年間ランキングとTWICE「TTポーズ」

音楽シーンにおいても、2017年はフィジカル(CD販売)中心からストリーミングおよび動画再生を重視する評価軸へと舵が切られた歴史的な転換期でした。ビルボード・ジャパンの年間総合チャート「HOT 100」を制したのは、社会現象となったドラマの主題歌であり、国民的ダンスブームを巻き起こした星野源さんの「恋」でした。

さらに、アニメ映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の主題歌として制作されたDAOKO×米津玄師の「打上花火」や、エド・シーランの「Shape of You」がロングヒットを記録。アイドルシーンでは、欅坂46が鋭いメッセージ性を放つ「不協和音」で圧倒的な存在感を示し、乃木坂46の「インフルエンサー」が日本レコード大賞を受賞するなど、坂道グループの全盛期を印象づけました。

そして、ユースカルチャーを最も激しく揺さぶったのが、韓国発の多国籍ガールズグループTWICEの日本進出です。楽曲『TT -Japanese ver.-』のサビで見せる、両手の親指と人差し指で泣き顔の絵文字「(T_T)」を模した「TTポーズ」は、女子中高生の間で自撮り写真の定番ポーズとして瞬く間に普及しました。キュートかつ真似しやすい振り付けがMixChannel(ミクチャ)や初期のTikTokといったショート動画プラットフォームと抜群の親和性を発揮し、その後の第3次・第4次韓流ブームへと直結する決定的な起爆剤となりました。

【ネット発の狂熱】『けものフレンズ』社会現象化の理由とオタク文化の地殻変動

サブカルチャー界隈において、2017年上半期の主役となったのは紛れもなくテレビアニメ『けものフレンズ』でした。放送開始前は事前の期待値が極めて低く、3DCGの低予算アニメと見なされていた本作が、第3話から第4話の放送を迎える頃にはTwitter(現X)のトレンドを連日独占するほどのメガヒットへと急成長を遂げたのです。

ヒットを牽引した最大の要因は、主人公・サーバルたちの「すごーい!」「たーのしー!」「君は〜が得意なフレンズなんだね!」といった、相手の個性を無条件で受け入れる全肯定の優しい世界観でした。仕事や日常の人間関係に疲弊したネットユーザーの琴線に触れ、ソーシャルメディア上では「フレンズ化」と呼ばれる模倣ツイートが溢れかえりました。

しかし、単なる癒やし系作品にとどまらなかったのがこのアニメの真骨頂です。牧歌的な会話の端々に、人類が衰退したポストアポカリプスを想起させる不穏な世界観が散りばめられており、ネット上の「考察班」が熱狂。深夜アニメの枠を完全に飛び越え、主題歌『ようこそジャパリパークへ』が音楽番組『ミュージックステーション』で披露されるなど、集合知と考察カルチャーが融合した2010年代後半を象徴するネット発の社会現象となりました。

【あの人は今・その後】ブルゾンちえみ「35億」の現在とプレミアムフライデーの顛末

社会現象として消費されたアイコンたちは、その後どのような軌跡をたどったのでしょうか。彗星のごとく現れ、タイトスカートに濃いメイクのキャリアウーマンキャラで日本中を席巻したブルゾンちえみさん。両脇に屈強な男性コンビ「with B(ブリリアン)」を従え、オースティン・マホーンの楽曲に乗せて放つ「35億。あと5000万人」というフレーズは、2017年のバラエティ界を完全に掌握しました。

しかし彼女は、ブームの絶頂を経験した後に自らの生き方を見つめ直します。2020年3月に所属事務所を退所して芸人を引退し、本名の「藤原しおり」として文筆業やラジオパーソナリティ、環境保護やサステナビリティに関する発信へとシフトしました。消費されるタレントとしての立場から離れ、自らの言葉と価値観で生きる彼女の潔いキャリアチェンジは、当時のブームを知る多くのファンから現在も温かい支持を集めています。

一方で、制度として苦い結末を迎えたのがプレミアムフライデーでした。2017年2月、経済産業省と経団連が主導し、「月末の金曜日は午後3時に仕事を切り上げ、夕方から買い物や飲食、旅行を楽しもう」と鳴り物入りで導入された消費喚起策です。しかし、多くの民間企業にとって「月末の金曜日」は締め作業や納期が重なる最も多忙なタイミングでした。大手企業のごく一部を除いて導入は進まず、「早く帰れるわけがない」という現場の声が噴出。明確な廃止宣言こそ出されなかったものの、実施率は低迷を続け、実質的な自然消滅の道をたどることとなりました。トップダウンの号令だけでは人々の行動様式を変えることはできないという、現代日本の労働慣行における象徴的な教訓として記憶されています。

【2017年に流行ったもの】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2017年の新語・流行語大賞でトップテンに入った主な言葉は何ですか?
A1:年間大賞を受賞した「インスタ映え」「忖度」のほか、ブルゾンちえみさんのネタから生まれた「35億」、健康志向を背景にした「睡眠負債」、政治分野の「魔の2回生」、官民主導の「プレミアムフライデー」、将棋界で藤井聡太四段(当時)が巻き起こしたフィーバーを表す「ひふみん」などが選出されました。

Q2:ハンドスピナーのブームはなぜ急速に終息したのですか?
A2:構造が単純で「指で回す」以外の発展的なゲーム性や拡張性に乏しく、ユーザーが短期間で飽きを感じてしまったことが主な原因です。また、粗悪なコピー品が市場に氾濫して価格競争が進み、コレクションとしての付加価値が維持できなくなった点も影響しています。

Q3:チーズタッカルビは現在でも飲食店で食べられますか?
A3:一過性の爆発的ブームは落ち着きましたが、現在でも韓国料理店や居酒屋の定番メニューとして広く親しまれています。さらに、家庭用のタレや冷凍食品としても定着しており、日本の食生活の中に「チーズ×韓国風甘辛ダレ」という新しい味覚の選択肢を根付かせました。

まとめ:2017年の熱狂が切り拓いた現代カルチャーの原点

2017年に巻き起こった数々の流行を振り返ると、単なるノスタルジーにとどまらず、私たちが日常的に触れているスマートフォンの画面構成や消費行動の原点がここにあったことに気づかされます。

「映え」を意識した視覚的なコミュニケーション、ストリーミングやショート動画を起点としたカルチャーの拡散、そしてモノそのものの所有ではなく「体験の共有」に価値を見出すライフスタイル。2017年に生まれた熱狂と地殻変動は、形を変えながら現在も私たちのデジタル社会の根幹を力強く支えています。 (出典: 2017 年 流行っ た もの(Yahoo!ニュース))

渡辺 翔太 (Shota Watanabe)
トレンドデスク記者
渡辺 翔太 (Shota Watanabe)

速報性と正確性を両立させたコンテンツ制作を担当。ユーザーが今知りたい疑問に丁寧に答えます。

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